お墓の雑草対策について

これから暖かくなってくると、春から夏にかけて雑草の勢いが一段と強くなりお墓の雑草対策が大変になってきます。

お墓いつも綺麗にしておきたいと思っても、お墓が遠くにあったり、行くまでが急な坂道を上らないと行けなかったりと簡単に除草や掃除が出来るお墓は少ないですよね。

色々な雑草対策について紹介します。

費用的に安い順番で考えています。体力・気力のことは考えていません。経済的な観点から安い順番。

1.自力で雑草を抜き取る方法

一番オーソドックスな方法で、お金を掛けないで体力がいる方法です。お墓参りの回数の多い方は草丈が低いので、まだ抜き取りやすいかも知れませんが遠方にあり盆と正月、お彼岸の中日の年間にお参りの少ない方は抜けにくい雑草がはびこり大変な作業になります。

ご先祖様は綺麗になりお喜びになられることと思いますが、大変に手間がかかり夏場は汗だくとなり体力、気力とも奪われてしまします。

取った草も、2週間もするとまた成長してきて大きくなってしまいます。

一度とってもお参りの度に同じ作業をしなければならず、あまりおすすめの方法ではありません。

2.除草剤を使う方法

除草剤にいろいろな種類があります。除草剤は使いたくないと思われる方も沢山おられます。

除草剤の成分によっては墓石の劣化が早まることもありますので、十分に検討して使いましょう。

費用的には除草剤の購入費用と噴霧器の購入費用です。ホームセンターに行けば揃います。

 

雑草が出てくる前に土の表面に散布する発芽前用の除草剤(土壌処理剤)。

土壌処理剤を土の表面に散布することで、土壌表面に処理層と呼ばれる薬剤の層が出来、その層の成分を雑草の芽や根が吸収することで枯れていきます。

薬剤によって効果の持続する期間は違いますが、早め、早めに何度も散布する必要があります。

商品例としては長期間効果のある「ネコソギエースTX粒剤」や「ネコソギロングシャワー」

 

葉っぱに掛からないと枯れない散布タイプ(茎葉処理剤)は有名な商品はラウンドアップです。

草丈が伸びているときや雑草の芽が表面に出ているときに噴霧器で葉っぱにしっかりと掛けます。

成分が植物の葉や茎から吸収され、直接雑草に掛けることで枯れていきます。

効果の早く現れる除草剤で2日程度から遅い除草剤では1週間くらいから枯れ始めることもあります。

商品例としては「ラウンドアップ」、「ネコソギクイックプロ」など

3.砂利と防草シートを組み合わせる方法

砂利を敷く前に1.又は2.の方法でお墓の雑草対策をする必要があります。

雑草が無い状態で、光を遮断することで雑草が生えないシートを地表に敷きます。

現在のシートには水や空気を透過する防草シートが主流です。防草シートの厚みで耐用年数が変わってきますので値段は少し高くなりますが厚めの防草シートを選びましょう。

防草シートのみでは見た目が悪いので、シートの上に砂利をシート地が見えなくなるまで2cm程度敷き均します。

シートの上に砂利を敷くことで、見た目も良くなるばかりか、シートの劣化を防いでくれます。

但し、シートを破らないように下地を平らにする必要があります。

砂利をお墓まで持って上がるの気力・体力が必要です。

4.固まる土で雑草を防ぐ方法

水を掛けることで固まる土が数多く出ています。いろいろな固化剤が使用されており強度も様々です。

当ホームページで紹介している瓦ンドは石州瓦の規格外品を粉砕して天然マグネシウムを硬化剤に使用して固め、雑草を抑制するDIY資材です。

色合い的にもあかるくなり、長期に雑草の発芽を防ぎます。

この上に砂利を敷いて雰囲気を変えることも可能です。

水が浸透していきますので、水溜まりは出来ません。お墓が入り組んだ構造ですと固まる土が便利です。

5.コンクリートで固める方法

強度的に一番硬く、防草効果が長く継続するタイプです。

なかなか、DIY間隔では難しく業者に依頼することになり経済的は一番高くなります。

普通のコンクリートですと水が浸透していかないので、ご先祖様が息が出来ないといやがられる方が多いです。

当ホームページでは瓦ックリートにて透水タイプのコンクリート舗装を取り扱っています。

一度施工すれば表面の落ち葉等の清掃だけでお墓参りが出来るようになり、喜ばれています。

瓦ックリートは落ち着いた色合いもあり、お墓にあった6色から選ぶことが出来ます。

お墓の管理が楽になります。

お墓の管理が大変な方は一度、ご連絡下さい。


各種お問い合わせフォーム

見積もり依頼・商品購入・草刈り依頼・駐車場リフォーム依頼・お庭のリフォーム依頼等々

 

    ←上記でよかったら、チェックを。

    ファックスでも受け付けます。

     

     

     

    瓦チップで明るくリフォーム

    瓦チップを敷きならすことで、明るい色合いになります。

    瓦チップの下に防草シートを敷いてから瓦チップを敷きならせば雑草対策も万全です。

    石州瓦は粉砕すると赤色の強いチップとベージュ色又は薄茶色のチップの2種類があります。(下のサンプル写真参照)

    洋風、和風に合わせてお使いください。

     

    瓦チップの購入はこちら

     

     

     

    お墓での施工例

    鳥取市での施工例です。1坪程度のお墓で施工費が50,000円でした。平均的な施工費です。

    最初に入っていた玉砂利をすき取り、玉砂利は後で洗ってから表面の仕上げに使いました。

    1.既に玉砂利が敷き詰めてある場合

       既にお墓に玉砂利が敷き詰めてあり、下地が土の場合での「瓦ンド」活用法です。

      

    施工前

       既設の玉砂利を取り出し、一度草を抜いて下地をきれいにします。

    玉砂利に土等がついていれば、仕上げで使いますので、水で洗い流してきれいにして保管して下さい。

       下地の土面を足やコテ等で締め固め整形します。

       瓦ンドを標準厚2cmで敷き均し、足やコテ等で締め固め整形します。

       瓦ンドを規定の高さに締め固め整形した後、噴霧器で水を散布します。

    1m2当たり3リットルを目安に、表面に水たまりができない程度に散水します。

       瓦ンドへの散水が終われば、きれいな玉砂利を表面に敷き詰めます。

    このときに敷きならした、玉砂利には上がらないようにして下さい。

    瓦ンドが固まるには1週間は必要です。注意して下さい。

         写真は玉砂利を敷きならした直後です。

         踏み石等があれば、しばらくは玉砂利に上がらないように管理して下さい。

    施工後の状況

    近隣の同じ構造の防草対策をしていないお墓の状況

    玉砂利の間から草が顔を出しています。放っておくと草ぼうぼうのお墓になります。

    ↑上の写真は近隣のお墓、雑草対策はされていません。お参りの度に抜かれています。

    4年後のお墓の状態 (下の写真です)

    瓦ンドで処理したお墓の4年経過後です。↓

    2.下地が土だけでの場合

       土面の雑草を抜き取り、下地を足やコテ等で締め固め整形します。

       瓦ンドを敷き均し、足やコテ等で締め固め整形します。

       仕上げは金ゴテ押さえの方が、透水性はやや悪くなりますが表面がきれいに仕上がります。

       表面を整形後、噴霧器で1平米当たり3リットルを散水して下さい。

       瓦ンドの空き袋を利用して表面をビニール養生して下さい。

    ビニールは飛ばないように、重石をして1週間程度管理して下さい。

     

    注意 下地が軟弱な場合には瓦ンドを厚くするか、下地を固く処理して下さい。

       瓦ンドは最初の3日間は雨に当てないように養生して下さい。

       初期の養生で、耐久性に大きな差が出ますので注意して下さい。

    お墓の雑草対策はおまかせ下さい

    お墓の管理、大変ですよね。

    先祖を供養することは当然のこと、お墓参りに幾たびに草取りをする作業で大変ですよね。

    除草剤は使いたくないと思われている方、是非水を掛けるだけで固まる防草材「瓦ンド」を使われませんか。

    お墓での施工は生えている草を地際から刈り取り、瓦ンドを敷きならして水を掛けるだけでOKです。

    一人でも出来る防草対策。瓦ンドは1メートル角に2袋必要です。

    吹き付ける水の量は2リットルを霧吹きで掛けて下さい。

    この作業をするだけで、次のお墓参りは草取りは必要なくなり、供養に専念出来ます。

    施工例

    島根県内でのお墓管理のご用命はこちらまで。県外にお住まいの方でなかなか島根県に帰れない方。

    お墓の場所を教えて下さい。無料で施工費込みの見積もりします。駐車場やお庭の管理も見積致します。

    施工実績

    • 大田市祖式町

    お墓の雑草対策に瓦ンド

    お墓の雑草対策に瓦ンドを施工しました。

    平板ブロックが敷き詰めてあるお墓ですが、ブロックの隙間からスギナが顔を出しています。

    ブロックの目地を2cm掘り、瓦ンドを詰めていきます。

    瓦ンドを詰め終わったら,水を散布して完了です。

    簡単に雑草対策が出来ました。

    瓦ンドを敷きならした後は、今まで入っていた玉砂利を瓦ンドの上に敷きならします。

    お墓が明るくなりすぎる時は玉砂利等で化粧すれば、落ち着いた雰囲気となります。