鳥取市での施工例です。1坪程度のお墓で施工費が50,000円でした。平均的な施工費です。
最初に入っていた玉砂利をすき取り、玉砂利は後で洗ってから表面の仕上げに使いました。
Contents
1.既に玉砂利が敷き詰めてある場合
既にお墓に玉砂利が敷き詰めてあり、下地が土の場合での「瓦ンド」活用法です。
施工前
① 既設の玉砂利を取り出し、一度草を抜いて下地をきれいにします。
玉砂利に土等がついていれば、仕上げで使いますので、水で洗い流してきれいにして保管して下さい。
② 下地の土面を足やコテ等で締め固め整形します。
③ 瓦ンドを標準厚2cmで敷き均し、足やコテ等で締め固め整形します。
④ 瓦ンドを規定の高さに締め固め整形した後、噴霧器で水を散布します。
1m2当たり3リットルを目安に、表面に水たまりができない程度に散水します。
⑤ 瓦ンドへの散水が終われば、きれいな玉砂利を表面に敷き詰めます。
このときに敷きならした、玉砂利には上がらないようにして下さい。
瓦ンドが固まるには1週間は必要です。注意して下さい。
写真は玉砂利を敷きならした直後です。
踏み石等があれば、しばらくは玉砂利に上がらないように管理して下さい。
施工後の状況
近隣の同じ構造の防草対策をしていないお墓の状況
玉砂利の間から草が顔を出しています。放っておくと草ぼうぼうのお墓になります。
↑上の写真は近隣のお墓、雑草対策はされていません。お参りの度に抜かれています。
4年後のお墓の状態 (下の写真です)
瓦ンドで処理したお墓の4年経過後です。↓
2.下地が土だけでの場合
① 土面の雑草を抜き取り、下地を足やコテ等で締め固め整形します。
② 瓦ンドを敷き均し、足やコテ等で締め固め整形します。
③ 仕上げは金ゴテ押さえの方が、透水性はやや悪くなりますが表面がきれいに仕上がります。
④ 表面を整形後、噴霧器で1平米当たり3リットルを散水して下さい。
⑤ 瓦ンドの空き袋を利用して表面をビニール養生して下さい。
ビニールは飛ばないように、重石をして1週間程度管理して下さい。
注意 下地が軟弱な場合には瓦ンドを厚くするか、下地を固く処理して下さい。
瓦ンドは最初の3日間は雨に当てないように養生して下さい。
初期の養生で、耐久性に大きな差が出ますので注意して下さい。